【小説】社内恋愛

今時の社内恋愛をテーマにしたオムニバス小説

亜紀

【社内恋愛】長瀬亜紀(25歳)の場合 vol.4

亜紀が漏らす元カレへの愚痴に、航平は亜紀が話やすいように合いの手を入れる。 「例えば?」 この合いの手で、亜紀は今まで誰にも語れなかった元カレへの不満を吐露していく。 「例えばでいうと、さっき航平は私がキャプテンで悩んでいることを、何も言わず…

【社内恋愛】長瀬亜紀(25歳)の場合 vol.3

居酒屋を出ると、大学ほど近くにある航平の部屋に向かう。途中、駅前のコンビニでお酒を買い込むが、同じ大学の後輩であろう女の子2人が、キャッキャとまるで芸能人のスキャンダルでも見つけたかのように、はしゃいでいる。更衣室で見かけたことがあるが、バ…

【社内恋愛】自然と心を許してしまう…(長瀬亜紀)

亜紀の悩みは、自身が務めるチアリーディング部のキャプテンとしての資質についてだった。正直、自分がキャプテンには向いてないとまで考えている。部としての統制が取れず、一体感が薄れていることに悩み、自らその責務から降りた方が部の為では…とも思う。…

【社内恋愛】一人で抱える悩み…(長瀬亜紀)

長瀬亜紀、25歳、航平の彼女である。大学4年の夏から航平と付き合い始め、4年経つ。当時は大学ミスコンで、ミス一橋大学となった亜紀だったが、その整った顔立ちだけが理由ではなく、活発であり人懐こい性格も含めて、周囲の高嶺の花だった。そんな亜紀が航…